みなさん、こんばんは!う~結構冷えますね・・・寒さには弱いjunoです
さて明日
1月7日は法多山でも最も歴史のある行事で
県無形民俗文化財&
国記録選択民俗文化財に指定されている
法多山田遊祭が開催されます!
法多山の田遊祭は室町時代より当地に伝わる郷土芸能で
五穀豊穣を祈り稲作を模した田楽などが7段奉納されます。
田遊祭自体は前述の1月7日が祭礼当日になりますが、
実は前日の「六日堂」と呼ばれる宵祭から始まっています。
1月6日の日没後、参詣者も疎らになった境内に
住職と村方と呼ばれる田遊祭保存会の会員が参集します・・・
本堂前に付くと住職は本堂へ、村方は諸尊堂に向かいます
諸尊堂に付いた村方は明日の本番に備えて「四方固め」のために
「太刀の舞」や「棒の舞」を奉納し舞台をお清めします・・・
一方、住職はじめ寺の僧侶たちは本堂で「
牛王加持」を行います!
「牛王さん」は写真の左側の三角形に折った紙のようなものですが
その正体は「
熊野牛王符」と同じような護符で、これをお加持するのです!
「牛王さん」は五穀豊穣、無病息災、厄難消除のご利益があると謂われています・・・
同時に田遊祭当日に参詣者にお授けされる
破魔矢もお加持されます!
※写真の中央右側に積み上げられたものが破魔矢です・・・
この破魔矢は当日の締めにあたる「餅投げ」で
赤い餅を拾った人に配られます
この破魔矢は村方の手造りによるもので、素朴な有難みが感じられます・・・
拾えなかった方のために、村方で500円でお分けもしています・・・
法多山田遊祭の詳細については
法多山オフィシャルページをどうぞ!
田遊祭当日の模様はこのブログでお伝えする予定ですが、
室町時代から法多山に伝わる伝統芸能を是非ご自分の目でご見聞ください・・・