袋井の巨匠(?)と語らう

juno

2012年02月14日 23:31

みなさん、こんばんは!えーと・・・今回は前回前々回の続きではありません!
いや、別に前回・前々回のネタが不評だったわけじゃないんじゃないですよ
なんというか、さすがにあのネタは気合が要るんです・・・というわけで小休止
あ!そこのアナタ!永遠に休止しといてくれって思ったでしょ!残念ながらそれはナシ!

っと!マエフリが長いな・・・本日はバレンタインデー!今夜はいかがお過ごしでしょうか?
ちなみに僕はチョコレートが大・大・大好物ですが、そんなことはさておき・・・
お外でデートもステキですが、おうちで寄り添ってビデオ鑑賞もいいですよね!
そんな皆様に是非ご覧いただきたい、junoお勧めの傑作シリーズのご紹介です

刑事ドラマの大傑作大捜査網 袋井機動捜査隊シリーズです!
画面狭しと繰り広げられるアクション!片時も目が離せないスリル&サスペンス・・・
思わず目頭が熱くなる人間ドラマと、70~80年代の懐かしの刑事ドラマ全盛期の
テイストも豊かに、今期最新作で第6作目となる押しも押されもせぬ傑作シリーズです!
しかもドラマの舞台はタイトルからもお解りのとおり、我がまち袋井市なんです
主役の駒形班長率い・・・って、オイ、ちょっと待て!知らねーぞ!こんな刑事モノ
え!?ご存じない?・・・こんな傑作を知らないなんて、こいつァ驚いたネ!
いや失礼、ご存じなくて当然なんです・・・てか、知ってたら逆に驚くわ・・・

一人ボケツッコミはこれぐらいにして、この『袋井機動捜査隊』なんですが
袋井在住の隠れた巨匠がコツコツと毎年一作ずつ製作・発表を続けている
前回のキーワードを借りれば「知る人ぞ知るステキなモノ」の一つなんです
そしてこの知る人ぞ知る名作を創り続けている隠れた巨匠がコチラ!

袋井の映画界(?)を代表する巨匠!原野浩監督なのです!

実は現在、月見の里学遊館で『季刊 方向音痴』という袋井のガイドブックというか
付録がいっぱいついた面白ブックみたい雑誌の創刊に向けて編集しているそうです・・・
その中で、袋井のナンジャコリャみたいなユニークな人にインタビューするという企画が
ありまして、そのインタビュアーを何故か僕が担当することになってしまいました・・・
月見の里スタッフのあびるちゃんからの依頼で、第1回を飾るに相応しい奇人・・・じゃなかった
ユニークな方を人選してほしいということで、すぐさま浮かんだのが原野監督だったのです!

先日、あびるちゃんと一緒に取材のために原野さんのご自宅を訪問しました・・・

原野さんはプロではありません!別にお仕事をされる傍らで趣味で映画を製作されています
若い頃から映画が大好きで・・・って、昔は撮る方ではなく、観るのが好きだったそうです・・・
以前は他の映画愛好家の仲間と一緒に公民館などで名作映画の上映会をされていたそうです!

そして、僕もとても気になっていたこと「映画製作の道に入ったきっかけ」なんですが
20年ぐらい前に、偶然に知り合いから8ミリカメラのセットをいただくことになって、
それから映像を観る側から撮影する側へと趣味というか興味が移っていったそうです・・・
そして10年ほど前に袋井市消防団のPR映画『消防団ファイヤー』を製作することになり
そこから本格的な映画製作(監督・脚本・撮影)を手掛けるようになったそうです・・・
そんな原野監督の代表作が上でも紹介した『大捜査網 袋井機動捜査隊』なのです
『袋井~』は2007年より毎年1本ずつ製作発表され、最新作は今年発表の第6作です!

それにしても1年に1本のペースとはいえ、お仕事もある中で脚本から撮影、編集まで
こなすのは大変な労力なんでしょうけど、何を目指して映画を作っているのか質問したら
う~ん、何にも目指してないと思うよ!純粋に映画を作るのが面白いんだよ!」とのこと・・・
もちろん、納得いく作品は目指しているそうですが、かといってコンクールに出したりとか
メジャーになりたいとか、ましてや興行でおこずかいを稼ぎたいとかは全く思ってないそうです!
監督もアマチュアなら、出演者も全員が素人の市民ばかり・・・気の合う仲間ばかりだそうです・・・
そんな仲間たちと楽しく映画を作ることが何よりも楽しいんだと原野さんはほほ笑んでいました

インタビューの中で、未発表の『袋井機動捜査隊』最新作を見せていただくことになりました・・・

          (※画像の中の映像は最新作のではありません・・・なんせ発表前ですので)

上記のように、出演者は全て市民の方なので知り合いも結構いて、なんか不思議な感じです・・・
自分の知り合いが、刑事や犯人だったり、被害者だったり・・・しかも舞台は見慣れた袋井のまち・・・
なんか現実の袋井とは別にある“パラレルワールドの袋井”だねって、3人で大盛り上がり!

そして同じ舞台設定で毎年1本ずつの製作なので、あっちの世界でも時間の経過があるんです!
6年前から見れば、舞台となる袋井の街並みは仮想世界においても変わっていっています・・・
刑事やレギュラーもリアルと同じよう退任や新任、果ては殉職と入れ替わっていきます・・・
僕がそのことを指摘したら、原野さんが我が意を得たりとばかりに「実は僕は映画よりも
テレビドラマ、それもシリーズ物が好きなんだけど、その大きな理由が時間の流れなんだ!
刑事物のドラマだって1話完結だけどシリーズを通せばちゃんと時系列になってんだよね!
そういうのが撮りたくて『袋井機動捜査隊』をシリーズ物にしたんだ」とおっしゃってました・・・

あ!ネタばらしこの辺にしておきますが、他にも面白いお話がいっぱい聞けました!
 ※何故か3人で超盛り上がった“美少女仮面ポワトリン”のこととか・・・
詳しくは月見の里学遊館から近日発売の『季刊 方向音痴』を是非お買い求めください!
それと、あびるちゃんともお話したんですが、『大捜査網 袋井機動捜査隊』鑑賞会
近いうちにどまセンで是非やりたいと思います!ここでも告知しますのでのでお楽しみに!

楽しい取材の時間も終わり、気が付けばお腹もペコペコ・・・あ、夕ご飯食べてないんだっけ・・・
たまにはかわいい女の子と夕ご飯もいいかなと「遅いけど、ご飯どっかで食べてく?」って誘ったら
「は?あたしは夕ご飯済ませてから来たんですけど!」・・・って、そこは察しろよ、あびるちゃん

関連記事