法多山　徒然なるままに・・・

みなさん、こんばんは！今日は初冬の小春日和でしたね
法多山にも七五三詣でをはじめ大勢のお参詣の方がご来山されていました。

さて、秋の深まりとともに境内の木々も彩りを増していますが
本格的な紅葉はどうやら来週末ぐらいからになりそうです・・・

さて今回はコウヨウはコウヨウでも紅葉ではなくて
「黄葉」ということで境内黄色いもの特集をお送りします

秋に黄色に色づく植物の代表格といえば公孫樹（イチョウ）ですよね！

境内にはイチョウの巨木が何本かあり、今ちょうど見ごろを迎えています・・・

最も大きい木はだんご屋さんの上の池のほとりにあるものです！

まだまだ緑のモミジを見降ろすようにその雄姿を見せています・・・

その隣にもこれよりやや小さいですが、それでも巨木のイチョウがあり
この二本のイチョウの木によって、辺りは黄金色に輝きます

それにしても二本でどれぐらいの葉っぱがついているんでしょう

本坊紫雲閣の庭にも、土塀を分断する形で大イチョウがあります。

こちらのイチョウは下の方がまだまだ緑で、見ごろはこれからのようです・・・

紫雲閣の前庭の杉苔の上にもイチョウやモミジの落ち葉が散っています。

落ち葉やゴミは杉苔の生育によくないので、普段は掃除してしまいますが、
この季節だけは深緑のキャンバスに色とりどりの落ち葉が散る様を
もう少しだけ楽しめるように、そのままにしておきたいと思います・・・

イチョウに負けじとモミジも赤に交じって黄色の葉を映えさせています！

樹全体が深紅に染まる紅葉もそれはそれでとても美しいのですが、
今の季節特有の色彩に富んだ自然な感じの紅葉もステキですよね
　※昨日、遊びに来たamour fuseeさんが同じようなこと書いてくれてますね・・・

（雑木・・・と言っちゃ失礼ですね）境内のいろいろな広葉樹も
イチョウやモミジに合わせるかのように黄金色に葉を染めています・・・


そんな広葉樹の代表で登場してもらうのはムクロジの樹です！

葉は大ぶりで、鳥の羽のように長い楕円形をしています・・・
黄色い実の中に黒くて固い直径1cmほどの種が入っていますが
昔はこの種を羽子板の羽のおもりにしたそうです・・・


境内のいたる所に自生するツワブキの黄色い可憐な花も現在満開の状態です

珍しいところでは「家康公お手植えの蜜柑」の実が黄金色に熟しはじめました！

実は、この蜜柑は駿府公園の天然記念物の家康公お手植えの蜜柑の枝を
挿し木で育てた苗をもらってきて植えた血統書つき（笑）の蜜柑です！
10年ほどかけて大切に育てたので、小ぶりな木ですが実がたくさんなります！
小さめで酸味がやや強いですが、十分美味しく食べられる蜜柑です
美味しくて、人目につきやすい場所にあるせいか、「手先の器用な悪い鳥」が
やってきて食べてしまうようで、お正月すぎには実は全くなくなります
　 ※手で剥いた皮がよく木のそばに落ちていますから・・・
ここをご覧の良い鳥さんたちは、そんな悪いコトしませんよね～、あはは

明日（正確には今日）は11月第2回目の写経の会が本堂で開催されます！

11月&12月の開催日は下記のとおりです！
11月21日（日）　（第3日曜日）
12月19日（日）　（第3日曜日&ご縁日　※茶だんご販売日です）
　
両日ともに、午前の部9:30～11:30と午後の部13:00～15:00の２回開催いたします。
筆や硯などの道具も全てこちらにございますので、身一つでご参加いただいて結構です。
なお「写経」の用紙、支具料として500円を当日受付にてご奉納いただきます。

写経が終わった後には、お茶とお茶菓子（厄除けだんごが専らですが）で
休憩を取りながら、お坊さんも交えて参加者同士の楽しいお話タイムがあります！
「お坊さんも交えて」ですが、あまり難しい話などしないで、普段聞けないこと（お寺では
どういう仕事をしているか？とか、修業はどんなことをするのか？）を聞いたり
世間話をしたりと「まったりモード」の時間です　※もちろん、仏教のお話もあります！
また私も極力参加するようにしていますし、Hamazoブロガーさんが多いということもあり
ブログの話でも盛り上がることもありますので、ブロガーさんは参加する楽しみ5割増しですね！
　※詳しくは法多山ホームページの新着情報「写経の会」の項をご覧ください！