みなさん、こんばんは!あ~1年の12分の1終わっちゃったよ・・・
歳を重ねるごとに日々の移ろいが早まるような気がしますね
そんな日々「爺化」していくjunoの楽しみは爺臭く「庭創り」だったりします!
さて
前回もお伝えしたとおり、現在「紫雲閣」の前庭を改修中です・・・
といっても、僕が庭造りをしているわけではなく、庭師さんと相談しながら
構想というかレイアウトをしてるだけなんで「庭創り」・・・美味しいとこ取りですね
今日はこちらのなかなかの風格と雅味のある石灯籠が据えられました
さてここらで蘊蓄・・・否、モノの本の「受け売り」をチョット・・・
日本庭園の構成は「
水」「
石」「
植栽」が三大要素と謂われています
現在改修中の紫雲閣の前庭を例にとってみてますと・・・
まず山裾から登る満月に見立てた丸みを帯びた景石を中心に
山稜を思わせる「三ケ日石」の石組による「
石」の要素・・・
「
植栽」は前回の説明のとおり余分な庭木は徹底的に排除し
主景木となる槇の大樹と杉苔の地衣類のみによって構成されています・・・
で、「
水」は何処かっていうと、水に見立てた「砂利」がそれにあたります・・・
こんな感じで、前回のままでも庭園を構成する要素は満たしているのですが、
実はもう一つ「
景物」を加えて日本庭園の四大要素という場合があるんです
「景物」とは何かというと、前者3つが自然物を取り入れたものであるのに対し、
人が使う用途で造られたもの、謂わば「人造品」が庭園素材となったものです・・・
例えば手を洗う「手水鉢」がそうですし、境界を区切る「垣」も「景物」です。
そして最もポピュラーな「景物」が本来は照明器具であった「
灯籠」なのです!
そして本日、持仏堂の前庭の隅っこに埋もれていた灯籠を移設したんですが
当初の庭師さんの案では庭の中央に据える予定だったんですが、
あまりにも「味」があり過ぎて、他を抑えて主張してしまうので、
右隅の槇の大樹の下に据えるように変更してもらいました・・・
「景物」となる石灯籠も据えられ、レイアウトはほぼ完成です・・・
前回もお伝えしたとおり、余分な植栽を殆ど除いた分、苔張り部分の起伏を強め、
また砂利との境界も以前の緩やかなものから、かなり強めの入り組みに変えてみました・・・
個人的には、以前のものよりも「好み」の庭になったと思いますが、いかがですか?
さて、庭園といえば一昨日は磐田市の
鎌田山医王寺さんへお邪魔してきました!
こちらを会場に
袋井市観光協会主催の「実践経営塾」が開催されたからです!
今回は袋井市の山本義孝氏を講師に「歴史を伝える意義」についての勉強会でした・・・
で、なんで「庭園といえば」かというと、医王寺さんには素晴らしいお庭があるんです!
磐田市指定の史跡にも指定されている、小堀遠州作と伝えられるこの庭園・・・
江戸時代の歴史ある庭園でありながら、このモダンさ、この斬新さ
皆さんにもこの素晴らしい医王寺さんのお庭を観に行っていただきたいです!
(写真を撮り損ねたというか、勉強会が白熱しすぎて、終わってみたら
外は真っ暗だったので、画像は医王寺さんの公式サイトからお借りしました)
ついでにお知らせナリ~
厄除招福のご祈祷済みの福豆が撒かれ、
尚且つお目出度い縁起物まで貰えちゃう(かもしれない)
法多山節分祭は
2月3日(木)開催です!
豆撒きは
12:00(正午)と
14:00の2回、
場所は法多山の
本堂前特設舞台です!
そして「拾うだけじゃ物足りない」というアナタに!
福豆を撒いてくれる
福男福女の皆さんもまだまだ募集中です
詳しくは
法多山オフィシャルHPをどうぞ!
法多山の節分祭には、あの
ご当地ヒーローも「鬼退治」に!
それでは次回まで、再見