みなさん、こんばんは!今回は
前回の続きを急きょ変更してお送ります・・・
なんてったって、今朝起きて、窓の外を見てビックリ仰天だったんですから!
コイツは何処の雪国じゃ~っ
と思わず叫んじゃった“ましろの世界”でした!
遠州はからっ風で寒い日は多いですが、雪が積もるなんてことは滅多にないですよね・・・
そういや昨年の正月明けも雪が積もったってブログに書いた記憶があったんで
過去の記事を調べてみたら2度目の仰天!なんと去年も同じ1月17日だったんですね
いや、しかし今年は去年なんてもんじゃなく、何もかもが真っ白け・・・
鉛色の空からは雪が降りしきり、遠くの景色は降る雪に霞み・・・
暫し真白の世界に呆然と見とれ、慌てて部屋までカメラを撮りに行き・・・
起きてきた息子も大喜び!昨夜、学校で悪さが過ぎて厳し~く叱ったので
かなり機嫌が悪かったのですが、降り積もる雪を見て一変して上機嫌に
生まれてこの方、雪らしい雪を見たことが無い彼には何よりのプレゼントでした!
そして境内の木々たちにとっても、久々の天からのプレゼントです!
なんせ去年の暮れから雨らしい雨も無く、境内は乾ききっていましたからね・・・
降りしきる雪に境内は潤い、何だか空気の匂いまで変わったようでした・・・
(ヘタクソなgifでゴメンなさい・・・なんかキモいですね
)
「雪中松柏(せっちゅうのしょうはく)」という言葉がありますが、
雪の中にあって、雄々しく碧を誇る松の木はやはり美しいものです・・・
って、出入りの庭師さんの手入れが行き届いてるお蔭なんですけどネ
コトコト市のメイン会場としてお馴染みの紫雲閣の裏庭も白銀の世界に・・・
見慣れているはずの庭ですが、突然の雪化粧で見知らぬ風景のようです・・・
でもホンモノは写真で見る何倍も幻想的でしたよ(ゴメンなさい、自慢です
)
最後にこんな画像はいかがでしょう・・・雪景色じゃないですけど・・・
万両(マンリョウ)の深紅の実はこの季節を彩るまさに“値万両”の冬の宝石です
そんな可憐な万両の実に雪解けの清らかなしずくが生じています・・・
そのしずくをよく見ると、中には万両の赤い実が映っています・・・
きっとルーペで見れば、映った万両の実はまた清らかなしずくが見えるでしょう・・・
小さな赤い実にかりそめに宿った透明な小さな世界の中の小さな赤い実の・・・
おそらくこの美しい世界の連鎖は無限に続いているはずです!
密教には「微細金剛」といって、目に見えない小さなものにまで
全て「仏」という尊い生命が宿っているという教えがあるのですが、
この万両の実に滴るしずくを観て、その言葉を思い出しました・・・
気が付いたら夜中になってましたので続編は次回に(最近このパターン多いね
)