法多山　徒然なるままに・・・

みなさん、おはようございます！“3.11”への思いは、人それぞれだったでしょうが、
万人の胸に同じく抱かれた思いは「犠牲者への慰霊」と「復興への願い」だったはずです･･･

一昨日3月11日は全国各地で様々な慰霊と復興祈願の式典や催事が行われました･･･

法多山でも「東日本大震災物故者追悼並びに復興祈念法要」が厳かに営まれました！


式典会場となった大師堂では、県内の高野山真言宗の青年僧侶の協力の下、
大勢の方にご参列いただき、法要の導師を私が務めさせていただきました･･･


大師堂の外にも焼香台が設けられ、法要が始まると数多くのお参詣の方が
本堂からこちらへと足を運んでくださり、祈りを捧げてくださいました！

震災から1年、あまりにも痛ましい犠牲と、険しい復興への道程に対し、
私をはじめ、ひとりひとりの力は小さく頼りないものかもしれません･･･
しかし、そんな小さな祈りのひとつが、小さな善意のひとつが集まって
被災地の復興への歩みを支える大きな力に成っていくのだと信じたいです･･･

慰霊と復興への祈りの祭壇には、本当に大勢の方が祈りを捧げていただき、
同時に設けられた“慈悲の箱”にも大変に多くの義捐金をいただきました！
昨日集計をしてみたところ実に153,451円もの義捐金を頂戴しておりました！
法要に出仕してくれた青年僧の皆さんからいただいた50,000円と合わせて
ご本山の災害対策室を通じて、被災地に確実に届くようにいたします･･･
今回ご参加、ご協力いただきました皆様に厚く御礼を申し上げます･･･

ついでのご報告となってしまいますが、昨年の3月12日～12月31日までの間に
慈悲の箱にご喜捨いただいた義援金の総額は2,331,346円にものぼりました！
こちらの義捐金は既にNPO法人静岡災害支援隊及び高野山真言宗を通じて
被災地の皆さんに届けられ、復興支援の一助とさせていただいております･･･
本年も慈悲の箱には、お正月から大変に多くの義捐金をいただいております！
こちらも時期を見計らい、関係機関を通じて被災地復興に役立てさせていただきます･･･

皆さんの祈りが被災地に届き、一輪でも多くの希望の花を咲かせますように･･･