通りがある幸せ

みなさん、こんばんは!長かったGWもバビューンと過ぎて行ってしまいましたスタコラ
といっても、例年の如くなんですが、GWは遠出することもできないですけどね・・・
それでも近隣では様々なイベントが行われていますんで、それには参加・・・って、
それも運営側にまわってることが多いんです!それはそれで楽しいけどね!

そんな中、唯一プライベートで行ってきたイベントがコチラです!
通りがある幸せ
5月3日に掛川市で開催された友引ストリートカフェです!
友引カフェは一昨年から掛川の市民の方を中心に運営されているイベントで
2か月に1回程度の割合で頻繁且つコンスタントに開催されているんです・・・
こんな面白そうなイベントをカフェ経営者(笑)としては見逃せるはずもなく
今まで何回か行ってみようと思ったのですが、行ったら終わってたとか
こっちのイベント開催日とモロかぶりだったとかで機会を逸し続けてきたんです!

ところが、この前の第11回コトコト市の時に友引カフェ主催者の蓮福寺の馨ご住職や
小沼製あん所の小沼秀朗さんがわざわざCafe du junoを訪ねて来てくださり、
なんと“無料招待券”までくださったのです!次の開催日は数日後の5月3日!
こりゃ行くしかない!って、もともと行くつもりだったんですが、行くことが確定しました!

というわけで、お昼過ぎまで仕事して家族を連れて出かけたんですが、
途中で思わぬアクシデントが発生して、家族を家に帰して再度出発汗
会場の城前大通りには2時過ぎに到着しましたが、カフェのお客さんは多く満席状態・・・
通りがある幸せ

おりしも、遠州ナビの山ちゃんたちがやっているサバサミットリターンズ
近で開催中なので、そっちに顔を出してきたんですが・・・なんと2時で終了えーん
通りがある幸せ
到着したときには終了の締めをやっている真っ最中!こっそり退散しようとしたら
運悪く山ちゃんに発見されてしまい、「遅い」だのなんだの虐められました・・・
美味しい鯖カレーをいただいて、もういい頃だろうとカフェに戻ろうとしたら
山ちゃんが「僕も行きます!」っていうんで、一緒にカフェに向かうことに・・・

道すがら、山ちゃんに「掛川は面白い人財も豊富だし、各団体の連携もいいし
行政も理解あるし、楽しいことがいっぱでうらやましい」と愚痴ったところ、
山ちゃんが「法多山みたいな絶好のロケ持ってて、コトコト市みたいな
素晴らしいイベントが開催されてるjunoさんのほうがうらやましい」と言われました・・・
ところが続いて山ちゃんが言った言葉に「ドキッ」というか「グサッ」というか
あっちはそのつもりで言ったんじゃないんだろうけど、とても衝撃を受けました!
その言葉とは「あ!でも掛川にはこの通りがあるもんね!」だったのです・・・
なんで、そんな言葉に衝撃を受けたかは後ほど書かせていただくことにして・・・

さて、友引カフェに戻ったものの相変わらずの満席状態・・・ところが・・・
通りがある幸せ
コトコト市主催者のおひとりCOЯEMさんご家族を発見!相席させていただきました!
厚かましくも家族水入らずの中に混じって楽しい時間を過ごしていたら、来るわ、来るわ!
いつもお美しい太田聖子さん、友引カフェ主催者の皆さんなど掛川の面白人物が続々と・・・
楽しいカフェタイムの一方で、多士済済の掛川の人財にちょっと羨望を覚えました・・・
もちろん袋井だって多士済々ぶりじゃ掛川に決して引けを取らない自信はあります!
FEC参加の若いオーナーさんたち然り、僕の周りの素敵な人たち然り・・・

で、話は戻って「掛川には通りがある!」になぜ僕がドキッとしたかってことですが・・・
友引ストリートカフェ・・・店名にある「通り」とは開催場所の城前の大通りでもありますが
繋がっているということ、続いているということ・・・つまり「通り」があるってことなんです!
言葉遊びの世界になっちゃうけど、繋がっているとは語るべき「物語」があるということ、
続いているとは受け継がれる「歴史」があるということ・・・それが「通り」になっているんです!
“ストーリー”と“ヒストリー”が“ストリート”にあるってことなんだけど・・・わかりにくい?

まあそういう抽象論じゃなくて、具体的にどういうことかっていうとですね・・・
例えば友引カフェのメニューなんですが、通りに面した老舗の和菓子屋さん、洋菓子屋さん、
それに新進気鋭のカフェがそれぞれのお店からスイーツや軽食を出しているんです・・・
カフェのスタッフについていえば、主催者の関係者はスタッフなのはもちろんですが、
なんとスタッフの実に4割が掛川市の職員だということ、それもボランティアだそうですびっくり
パラソル付きのテーブルとイスは市内の大手リゾートホテルさんが無償で貸与・・・
そもそもホコ天自体が地元警察や行政の理解とバックアップが無ければできないことです!
はじめは蓮福寺のご住職の思いつき(って失礼か)に始まったことに対して、
もちろんご住職の人徳もあるんだろうけど、これだけ多くの団体や人が繋がっていくことに、
しかもこんな催しが年に5回も6回もできちゃうことには、感嘆するばかりです・・・

そして「今の法多山の“通り”はこれでいいの?」と、ふと思ってしまったのです・・・
法多山にも仁王門の前に百年以上は続いているであろう「門前通り」があります!
しかしこれがまた驚くほど繋がっても続いてもいないんですガーン(皆さんご存じですね)
単に過疎ってるのもあるけど、それ以上にお店の方の“やる気”が失せてしまっているんです!
さすがに反対したりってことはないんですが、こちらが声をかけてもほぼ無反応です・・・
観光資源としては磨けば良くなるものがあるだけに今の状況は大変に残念です・・・

でも観光資源として有効に活用できていない点に関しては僕も同罪かもしれません・・・
境内にはだんご組合さんという大変に力強くすばらしいパートナーが存在し、
また僕が考えている法多山の在り方に賛同してくれる“外からの仲間”もたくさんいます!
イベントを行う際に、結局は協力を得やすい彼らだけに頼りきってしまい、
門前・駐車場業者は反応が鈍いという理由だけで、関係を切ってしまっているのです・・・

僕の中には門前通りも含めた“本来在るべき法多山”という物語(ストーリー)もあり、
またもともと門前通りも一体となって栄えてきた歴史(ヒストリー)もあるのです・・・
そしてそれは門前から参道を経て本堂への通り(ストリート)で繋がっていたのです!
これらを、いつのまにか僕の狭い視野と価値観がちょん切ってしまっていたのです・・・

あまりにも近くにあるが故に“通りがある幸せ”に無頓着すぎたのかもしれません・・・
しかしながら、前回の法多山を“本来に戻す”という僕の目的の達成のためにも
“門前通り”という観光資源をブラッシュアップし、在るべき姿に戻す必要があります!
僕の思いを伝える努力を粘り強く進めながら、賛同し協力してくれる業者さんを増やし、
必要であれば、ときには援助し、ときには大ナタを振るいながら改革を進めていきます!
考えてみれば「門前通りの改革」って、あの先代住職も完遂できなかったんだよなぁ・・・
でも、相手に不足はありません!楽しんで頑張らせてもらいます!(って大丈夫かよ汗



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