法多山　徒然なるままに・・・

みなさん、こんばんは！ここ数日で夏モード突入って感じですね
特に今夜は梅雨の湿度と相まって、蒸し暑いことこの上ないです・・・

こんな天気に、遅れていた境内のアジサイの色づきも一気に加速です

トップ画像は参道の小川沿いの杉並木の間のアジサイです

ただ、今年は例年に比べちょっと花の数が少なめな気がします・・・
去年の剪定のときに「花芽」を切り過ぎちゃったんだと思われます
とは言いつつも、境内で一番たくさんアジサイが植わっている
ホタル公園～だんご屋さんの周辺では彩りも鮮やかにアジサイの花が満開です

花に見える部分は実は花ではないことは、ご存知の方も多いと思います・・・
アジサイの花は「装飾花」というダミーの花で、実際は「がく」に当たるそうです！
だから「アジサイの花が満開です」って表現は厳密にはダメかもね・・・

それにしてもアジサイの花の色はホントにカラフルですよね

こちらの遊具公園の付近のアジサイも青～紫～ピンクと色とりどりです！
アジサイの色は土中の酸性度（pH）によって決まるといわれていますが
実際にはそれだけはなく、様々な要因によって色は変わるそうです・・・
ですから、上の写真でも一ヶ所で美しいグラデーションがあるんですね！

ご覧のように公園付近では「園芸品種」のアジサイが艶を競っていますが
参道沿いの沢の斜面では野生のアジサイが可憐な花を咲かせています・・・

ヤマアジサイ、コアジサイの他、近似種のウツギなどが見られます

さてアジサイの名前の由来を調べてみると「紫陽花」は後の当て字のようで
本来は「集真藍」と書いたようです（ってか、絶対読めないけどね）
名前の由来は「集真藍」の字のとおり「真っ青なものを集めた花」だそうで
「集（あず）真藍（さあい）」が訛って「アジサイ」になったんだそうです

それにしてもホントにアジサイって美しい花ですよね！

このアジサイの花の色なんて、青でも紫でもピンクでもない・・・
なんて表現していいのかわかんないけど、とにかく綺麗ですよね


こっちのアジサイは砂糖菓子みたいな愛らしい形といい、淡い色遣いといい、
このままコサージュにしちゃいたいぐらいステキな感じですね

でもね・・・実はアジサイって「有毒植物」なんだそうです！
つぼみ、葉っぱ、根っこほとんど全ての部分に毒があるそうで、
体内に入ると、痙攣や麻痺などの症状を引き起こすようです
特に小さなお子さんはアジサイの葉っぱなどで遊んだ後は
誤って摂取することが無いように、しっかり手を洗ってください！
でも観賞するぶんにはなんら危険はありませんので、ご安心を・・・

今年は色づきが遅かった分、来月の万灯祭まで花の見頃は持ちそうですよ