春に蠢く・・・

juno

2011年04月16日 23:27

みなさん、こんばんは!本日は殆ど動かないカテを久々に更新です!
ちなみにタイトルは乱歩の怪作「闇に蠢く」のもじりです・・・

さて、春は花の季節であると同時に様々な生き物が活動を始める季節ですね!
蠢く」という字も「春」の字の下に「虫」+「虫」なんですよね・・・
ちなみに「虫」は本来は昆虫のことだけではなく、動物の総称だったそうです
羽虫は鳥、毛虫は獣、甲虫は亀と甲殻類、鱗虫は爬虫類と魚類を指すそうです・・・
人類はというと・・・体毛がほとんどがないので「裸虫」というそうです

っと、つまらない蘊蓄はさておき、春暖に合わせて生き物も活発になります

桜が舞い散る池では、水温の上昇とともに、水面に鯉が泳ぎだします・・・
大きな鯉は降り注ぐ花びらを意に介さず悠々としていますが、
去年の初夏に生まれた稚鯉は初めて見る花びらが珍しいのか、
或いは食べ物と勘違いしているのか、しきりにつついています

花が咲けば、甘い蜜を求めて虫たちが訪れます・・・

まずはミヤマツツジの蜜を集めるミツバチです!
ミツバチにとってはこの時期に蜜を集めることができる大切な花であり
虫媒花であるツツジにとっても、ミツバチは重要な受粉の手段です・・・
花から甘い蜜が出るのは、実はこうした虫へのご褒美のためだそうです!
蜂も大好きなツツジの蜜は人間が舐めても美味しいのですが、
中にはレンゲツツジのように、有毒なものもあるのでご注意を

花の蜜を求めて飛来するのは蜂ばかりではありません・・・

こちらはドウダンツツジの蜜を吸うビロウドツリアブです!
アブといっても人の血を吸うアブとは全く外見が違っていて、可愛いですね
まるでぬいぐるみのようなビロード状の体毛がその名の由来です!
そして小さな花に吊り下がったその姿からツリアブの名前があります!
ところで、よくちっちゃな花に吊り下がっていられると思いませんか?
実はこのツリアブの持つ素晴らしい身体機能がその秘密なのです!
その機能とは高速で羽を動かすことによる空中静止(ホバリング)なんです
ですからミツバチでは吊り下がれないような小さな花の蜜も吸えるんですね
ちなみに幼虫は肉食性で、ヒメハナバチなどの幼虫に寄生するそうです・・・

日当たりのよい場所では、こんな虫の姿も・・・

メタリックなボディにサイケカラーの体色が特徴のハンミョウです!
美しい姿に似合わず獰猛な昆虫で、他の昆虫を大あごで捕え捕食します・・・
その大あごで噛みつく捕食の姿から英名ではTiger Beetleと呼ばれるそうです
ちなみにハンミョウは漢字では「斑猫」!やっぱり同じイメージなんですね
ハンミョウは「道教え」の別名のとおり、人が近づくと道案内をするかのごとく
ちょっと手前に飛んで逃げちゃうんです・・・だから写真が撮りにくいんですよ

・・・ゲッ!このままじゃ虫の話だけで終わっちゃうよ

つーわけで、オマケ
実は先日、FmHaro!の番組に出演してまいりました・・・
『ロック向上委員会Z』のパーソナリティでおなじみのバグース長谷川さんの
新番組Run & Runという男同士で語るという熱い番組なんです!
2週連続出演ということで、その第1回目は実は昨日オンエアーだったんですが・・・
実際聞いてみて・・・ダッ、ダメだぁ~!何言ってるんだか、ワケわかんねぇ
忸怩たる思いに打ちひしがれ、悶絶しながら番組を聞かせていただきました
チャンティック亜沙美さんこと大場亜沙美さんも宣伝いただき感謝感謝です!

第2回目は4月22日(金)16:00~16:30放送です・・・よかったら聞いてください

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