みなさん、こんばんは!気づけば6月が終わり、7月に突入ですね
・・・ということは、今年も半分終わってしまったんかい!
まさしく「光陰矢の如し」ですねぇ・・・トホホ
さてさて、気を取り直しまして・・・
いよいよ法多山の夏の風物詩
万灯祭が近づいてきました!
万灯祭は来週の
7月9日(金)、10日(土)の開催です!
というわけで、今週来週は「万灯祭」の様々な情報をお伝えしてまいります
第1回目は「
万灯祭」ズバリそのものについて、ご説明いたします
さて万灯祭の説明の前に、ちょっとばかり別の話を・・・
法多山には月に一度「
お茶湯日」と呼ばれる
縁日があります。
お茶だんごの販売日といえば、「分かった!」という人も多いかもしれませんね。
まあ、お寺的には、「茶だんごの限定販売の日」というよりも
「
いつもにも増してご利益のある日」というのが正しいわけです・・・
例えば、先月の縁日は6月18日でしたが、その日に参拝すると、
1日の参拝で
400日分参拝したのと同様のご利益があると謂われます。
※お茶湯日(縁日)については
コチラをご参照ください
さて、このご縁日のご利益は月によって「何日分」かは違いますが、
中でも最も多くのご利益をいただけるのが7月のご縁日、
7月10日で、
なんとそのご利益は
46,000日分に相当すると謂われています

ですから、古来よりこの7月10日のご縁日を「四万六千日」とも呼んでいます。
この「四万六千」という数ですが、出鱈目というわけではありませんが、
実はどのような説を拠所としているかは定かではありません・・・
ですが、一説には「一升枡(いっしょうます)」に入るお米の数が46,000粒であり、
一升枡の「一升=一生」とかけて、「
一生分のご利益」にあたるのだそうです!
確かに46,000日を365で割れば126年分になるわけですから、
確かに一生分を補ってなお余りある、大変なご利益があるというわけです!
そして法多山ではこのありがたい7月10日のご縁日に合わせて、
本尊厄除観音様に灯りを献じると、そのご利益は倍増すると謂われ、
昔から多くの善男善女が、7月10日と、前日の宵祭に当たる9日に
こぞって参拝し、本堂前に数多くの灯りを献じたことから、
7月9日・10日を「
万灯祭」と呼び習わしているのです・・・
現代でも、ご参詣の方によって奉納された
1500基あまりの灯籠が
本堂前の広場で一斉に点灯される様は、「
幽玄の世界」そのものといえましょう

まさしく、この幾千もの灯籠の灯りが万灯祭最大の見どころであり、
今回使用している写真は過去のフォトコンの入賞作で傑作ばかりですが、それでも
写真では伝えきれない魅力がありますので、是非実際にご覧になっていただきたいです!
“コレを見ずして万灯祭を語るなかれ!”・・・なのです
まあ、こっからは情報じゃなくて余談なんですが・・・
この灯籠、手で一個一個並べるので結構手間がかかってるんですよ

職員や法多の村の人総出で前日に並べていくんですが、
屋外の蒸し暑い中、約半日かかりますので結構な重労働なんですよ

苦労して並べてますんで、見に来ていただけると我々もホントに嬉しいです・・・
法多山の夏の風物詩
「万灯祭」は
7月9日(金)、10日(土)の開催です!
「
万灯祭」の詳しい情報は→
法多山オフィシャルホームページ ※新着情報の項をご覧ください
次回は万灯祭の縁起物である「
厄除けほおずき市」についてお伝えいたします
