羽化登仙

みなさん、こんばんは!今週末はいよいよ「遠州ふくろいの花火」ですね花火
天気は良さそうですが、覚悟しといてください!暑いですよ~汗

さて、花火の音と並んで「夏の効果音」といえば、セミの声ですよね!
みなさんはいろいろなセミの鳴き声の聞きわけはできますか・・・?
法多山では、初夏に出るハルゼミ、梅雨時のニイニイゼミ、
盛夏のアブラゼミ、ヒグラシ、最近ではクマゼミもいるようです
そして晩夏のミンミンゼミ、ツクツクボウシ・・・
と、ざっとこれぐらいの種類のセミを見る(聞く)ことができます。

まあ色んな種類のセミが色んな鳴き声を発するわけですが
やっぱり「夏真っ盛り」をイメージさせるのはアブラゼミの声ですよね!
 ※ドラマなんかで真夏の炎天下のシーンの効果音によく利用されてますね・・・
というわけで今回ご紹介するのは、このアブラゼミなんですが、
樹幹で「ジリリリリィー」と鳴いている成虫もいいですけど、
今回はたまたま羽化直前の幼虫を見つけましたので
その羽化シーンをご紹介したいと思います・・・人差し指

で、ここで 注意警 告注意
虫がダメ、苦手な方は、こっから先はご覧にならないほうがいいかも・・・汗

みなさんは木の枝なんかについたセミの抜け殻は見た事ありますよね!
もちろん羽化する前はこんな風に、殻の中にセミがいるわけです。
羽化登仙
このセミの幼虫・・・小さいですが、結構イイ年なんです!
土の中に6年間もいたんですから、小学校1年生と同い年なんですねびっくり
で、6年目の夏の晴れた日の夕方~夜に土の中から這い出して
木の枝なんかに止まってじっとしていると、背中がパックリ割れて・・・
羽化登仙
中から成虫が出てきます! ※ちょっとグロですね・・・汗
アブラゼミの成虫は羽も身体も黒褐色ですが、羽化したてはこんな色です・・・

羽化登仙
ちょっと別アングルから・・・ 羽もまだ縮んだ状態ですね・・・ ※再度、グロでゴメン

この後グッと前に屈んで、全身を殻から出すと、殻に捕まって羽を伸ばします!
羽化登仙
これは全身が出てから1時間後ぐらいの羽が伸び切った状態です。
まだ身体が乾ききっていませんので、前身は青白く濡れています・・・
日焼けしたようなこげ茶の普段の成虫の姿からは想像も艶めかしさですひみつ
まさに中国の神仙のような幻想的な雰囲気さえ漂わせていますね・・・

一晩経って、翌朝にはすっかり逞しい黒褐色の身体になって
真夏の青空に向かって元気よく飛び立っていきます・・・
でも、6年間も暗い土の中にいて、漸く出てこれたんだから
数週間の短い命ですが、法多山の夏を謳歌してもらいたいものです・・・おすまし
羽化登仙
                  ※本画像のみwikipediaより借用


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この記事へのコメント
 [セミの羽化とヒフミヨの羽化]を、数の言葉ヒフミヨ(1234)が平面(2次元)からの送りモノとして眺め、[離散] ⇔[連続] で[羽化登仙]に・・・

 【 数に羽(∞(円周率))が生まれて素数円となって円に生って行くこと 】 

 偶の二は素数の和から一の一
       ( 一廻りπを隠して二の影に )
Posted by 数の言葉と言葉の量化 at 2024年02月03日 10:13
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