みなさん、こんにちは!今日は入道雲と太陽のコラボの夏空でしたが
昨日までは、久々のまとまった

でしたね!
「
遠州ふくろいの花火」のことを考えると1日ずれなくて幸いでした!
※日曜にイベントがあった皆様、ごめんなさい・・・
こういう雨模様で湿度が高くなると何処よりかのっそりと
UMA(未確認生物)が法多山の境内に出現するのです・・・

う~む、グロテスクな表皮に凶悪そうな面構えですね・・・
で、彼がいったいナニモノかといいますと、
ちょっと画像をズームアウトしてみましょう

正解は
ヒキガエル(ニホンヒキガエル)でした
「な~んだ、カエルか」と言いますが、なかなかどうして立派な体格で
体長15cm、後脚を伸ばせば約25cmとかなり大型のカエルです!
古くは「
蝦蟇(ガマ)」の名前で知られ、物の怪のモチーフになることも多いですね。
※有名な忍者の
児雷也は巨大な蝦蟇に乗って現れますね!
このヒキガエルですが両生類といっても陸棲で泳ぎも得意ではありません・・・
※写真を見ると水かきがほとんど無いのがわかりますか?
普段は森の中の石の下や木の洞の中でじっとしていますが
こういう雨の日や湿度の高い夜になると、外に這い出してきます・・・
ちなみに他のカエルのようにピョンピョンと跳ねることも苦手です。
参道の日陰などをのっそりと歩いているのを見かけて、
「ぎゃー

」と悲鳴を上げている女性もたまにいます
体色も写真のもののように褐色のもののほか、黄土色、赤褐色など様々で
表皮もごつごつのイボイボで、見るからに「曲者」な雰囲気なんですが
実はかなりの
危険生物
でして、身体から
猛毒を分泌します

この毒は
ブフォトキシンという毒素なのですが、更に細分すると
①
ブフォタリン ステロイド系の毒で、粘膜に着けば激しい痛みを生じ、
口に入れば、猛烈な腹痛や下痢を起こす。大量に摂取すると
死にます。
②
ブフォニン 粘膜などから体内に入ると神経系統を冒し、幻覚症状を生じさせます。
まあ、生物兵器といっても過言ではない、危険な生き物なのですが
事実、うちで飼っていた犬がヒキガエルを見つけて、面白半分にくわえて、
その直後に顔をかきむしって、泡を吹きながら倒れたの覚えています。
幸い一命は取り留めましたが、しばらくバテていました
というわけ、まさか食べる人はいないでしょうが、見つけても触ったりしないように、
万が一、触るようなことがあれば、すぐにしっかり手を洗いましょう・・・
あ~、しかし、そろそろネタがヤバいべ
