紫雲閣という建物

みなさん、こんばんは!今日はチョイお疲れモードですが頑張ってUPします!

星満夜 なるCafe」の会場となる紫雲閣の設営が一段落しました・・・
紫雲閣という建物
一昨日の夜遅く帰ってきて、昨日は溜まっていた書類の整理や工事の打ち合わせ、
今日は午前中は「なるCafe」のメニュー作り、午後~夜は会議のダブルヘッダー汗
会議から帰ってきてから、まこちゃにちょっと手伝ってもらって会場設営・・・
必要なものは事前に運んでもらってあったので、労力は要らなかったけれど
9時ごろにまこちゃを返してから、あれこれ準備していたら、あっという間に午前様に・・・
配色とかイマイチしっくりこないんだけど、疲れてるからか「まぁいいか」になっちゃう下降

「あと2日もあるじゃん」とおっしゃられる皆さん!実はそうでもないんです・・・
なんと帰って来たばかりで、明日から一泊でまたまた高野山に登るんですガーン
帰ってくるのは30日の夜だから、無理してでも準備しないと間に合いません!

まあ、そんな愚痴はさておき・・・会場設営しながら、ふと思ったのが
「しかし、この紫雲閣って色んなことに使ってるなあ・・・」でした・・・
もちろん普通に法話や写経の会場にもなるんですが、ご存じのとおり
毎年春秋に行われるコトコト市のメイン会場でもありますし、
それ以外にも色々なイベントの会場に使っていただいています・・・
最近この傾向は特に顕著で、いろいろオファーもあるのも事実なんですが、
僕自身が紫雲閣を色んなコトに使ってほしいと思っているからだと思います!

さて、この紫雲閣は戦後間もない昭和20年代に先々代が建てたものです・・・
紫雲閣という建物
物資の乏しい時代に、こうした建物を造るのは苦労が要ったことでしょう・・・
紫雲閣は築60年余りという歴史的にも価値があるわけではないのですが、
先代の住職は先々代の建てた紫雲閣を残したいという思いからなのでしょうが
殆ど外観を損なうことがないよう、かなりの費用をかけて耐震工事をしました!
そうした先代、先々代の思いもあるのですが、決して豪華でも歴史的価値が
ある建物でもないのですが、僕はこの質実剛健な紫雲閣の雰囲気が大好きです!
でもだからといって、なるべく紫雲閣を使わずに保存しようとは思わず、
むしろ素晴らしい建物なのだから、どんどん皆さんに使っていただきたいのです・・・
こうした考え方は、コトコト市をはじめ、紫雲閣を使っていただいている方々も
充分理解してくれていて、本当に大切に、そして有効に利用していただいています!
実際、建物自身もそのほうが嬉しいと思っているでしょう(喋ったことはないけどネ)

建物といえば、紫雲閣の北側の離れ「一乗庵」の耐震整備工事もほぼ終わりました・・・
紫雲閣という建物
一乗庵は昭和30年代の建物で、高野山の杉材、松材など貴重な材木が使われています!
ただ、完全な離れということもあり、ここ何十年の間ほとんど利用されず仕舞いでした・・・
案の定、水周りをはじめ各所に傷みが目立ち始めたので、これを機に耐震工事を行い、
お風呂など要らない設備を外して、かなり使い勝手を良くする工事をしました・・・
更に紫雲閣と一乗庵を結ぶ渡り廊下を造る予定ですので、来春以降は紫雲閣同様に
皆さんにいろいろな場面で、この一乗庵を使っていただける機会ができると思います・・・

さあいよいよ目前に迫ってまいりました!美味しいオリジナルスイーツとドリンクに逢える
なるCafe in 星満夜10月1日()10:00~21:00です!
詳しくは法多山オフィシャルサイトをご覧ください → コチラ



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この記事へのコメント
いつも楽しく拝見させて貰ってます。7-11に法多山万灯祭に行った者です。
今日本の宗教にとても興味があり本を読んだり勉強してますが、こちらの記事を読むのが一番為になるというかしっくり来ます!
写真も綺麗で見ていて心が動かされます!
10-11の住職の記事のご本尊は思わずスゴイ…と思いました。これから自分でももっと仏教を始めとした宗教全般を学んで
住職のお話を理解出来るようになりたいです。頑張ります!
Posted by たっち at 2011年10月22日 09:07
>たっち様
いつも読んでいただいていて恐縮です・・・
いろいろあって、少し更新が途絶えていました・・・

あまりちゃんと研究していないので、大雑把な記述が多いので
ブログの内容はあんまりあてにしないでくださいね(汗)

写経道場の仏様は私の先輩の仏師の力作ですが
本当に素晴らしいご尊像ですので、機会があれば
是非、実物をご覧になりに来てください!
Posted by junojuno at 2011年10月22日 21:13
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