法多山　徒然なるままに・・・

みなさん、こんばんは！今日は父の日、お父さんの人はプレゼント貰えましたか？
僕は残念ながら、なんにも貰えませんでした･･･日頃家族サービス怠ってるからねぇ

さて、昨日はかなりハードだったというか、ちょっと頑張りました！
実は昨日から大恩ある方の通夜・葬儀出席のために山陰まで行っていました･･･
電車で行ったのですが、普通に帰ると夜9時をまわってしまうのですが、
どうしても1分1秒でも早く帰りたいわけがあって、時刻表を調べまくり
乗り継ぎを重ねて、なんとか8時半前には法多山に帰ってきました！

その理由とはCafe du junoやごりやくCafeでも大活躍してくれた
さやもじゃさんが結婚のため生まれ故郷の北海道に帰ってしまうということで
さよならパーティを法多山の紫雲閣で行っていたからです！


さやもじゃさんは法多山のカフェ事業の中心人物amour fuseeさんの同僚且つ
大の親友（年齢はちょっと違うようですが）というご縁で法多山のイベントの
お手伝いに積極的に参加してくれていたホントに素敵な女性です･･･
ステキな女性といっても抽象的ですので、そう･･･譬えていうならば
週刊誌の企画とかでよくある「自分の息子のお嫁さんにしたい芸能人」とか
「自分の娘にしたい芸能人」ランキングなら必ず上位入りしているタイプです！
あ･･･なんか余計にわかりづらくなりましたか？まあとにかく、朗らかだし、
よく気が付くし、なにより美人ですし･･･キリがないんでこの辺にしときますが･･･
そんな彼女が遠距離恋愛が実り、この夏めでたくゴールインということで
今月いよいよ故郷の北海道に帰るので、さよならパーティが企画されたのです！

もちろん、もともとパーティ会場じゃないお寺の客殿ですから
会場の設営も手作り（なんだかとても時間がかかったようですが）ですし、
お料理も仕出しとかじゃなくて全部参加者の手作りなんです！

おうちでつくってきた得意の料理を持ち寄ったり、こっちの厨房でつくったり･･･
和洋中華さまざま種類もいっぱい！下手なケータリングより断然美味しかったです
手作りというか、愛情のこもり方が全然違うんですから当然といえば当然ですが･･･

“さやもじゃさよならパーティ”は"amour fuseeさんの企画＆呼びかけで
カフェスタッフをはじめおよそ20人の親しい人たちが集まってくれました！
会場に選んでいただきながら、僕は兵庫でのお葬式の為、途中からの参加･･･
京都からの出張の足でそのまま駆けつけてくれた倉布人さんとも合流！
会場に着くと、さやもじゃさんのお友達の他にオカンちゃんやまめや奥さんなど
Cafe du junoの仲間たちも集まっていて、楽しい雰囲気で会は始まっていました･･･

そして、飲食が一段落したところでサプライズプレゼントのライブが！

浜松中心に活躍中のPaper craft Dreadnoughtがステキな歌のプレゼントを･･･
ユーミンの「やさしさに包まれたなら（『魔女の宅急便』のED）」や中島みゆきの「糸」、
そして「お家に帰ろう（だったかな、曲名失念しちゃいました）」などを歌い上げてくれました･･･
たぶんいろいろ考えて選曲してくれたんだと思うけど、ホントに素敵なライブでした！
途中で、さやもじゃさんも感極まったのか泣いちゃってたのが印象的でした･･･

そして、さやもじゃさんからみんなへのお別れとありがとうのメッセージが･･･

いつも明るくて笑顔が絶えない彼女の涙をはじめて見ました･･･（当然だけど）
ちょっぴり寂しいけれど、嬉しくて感動しての涙はやっぱり美しいものです･･･
感涙で声を詰まらせながら、語りつくせぬ思いを一生懸命語ってくれました･･･
1,400kmも離れてしまうけれど、想いと培った絆は距離を超えます！という
彼女のお別れの言葉には感動してしまい、思わずウルッときてしまいました

そして、語りつくせぬ思いを抱えた人がもう一人ここに居ました！

今回のさよならパーティを企画主催したamour fuseeさんです！
ご自分でも言っていましたが、一回り以上も年下のさやもじゃさんの旅立ちは
大親友というよりも、実の姉･･･いや母親のような気持ちで送り出してあげたいと･･･
お別れは寂しいけれど、彼女が幸せに向かって旅立つのだから笑顔で送りますと･･･

実は紫雲閣の借用をお願いに来たときにamour fuseeさんは別の顔も見せてくれました！
さやもじゃさんとのお別れは、彼女とは仕事もプライベートも誰よりも一緒にいて、
傍にいてくれることが当り前になっていたので、彼女がいなくなるという事実が
あまりにも大きすぎて、受けとめられるかわからない･･･とポツリと漏らしたんです･･･
そんなわけで、amour fuseeさんが号泣するんじゃないかと心配していましたが
主催者として、親友として、姉や母のような存在として立派に立ち振る舞っていました！

amour fuseeさん･･･この人って、ある意味ホントすごいんだよなぁ･･･
今までいろんな事業やイベントを一緒にやってきて気づいたことなんですが、
正直、この人は世間で謂うところの計画性とか企画力はマジでありません
一緒に活動している僕やまこちゃ、倉布人さん、まめやかふぇさんなんかは
その無軌道ぶりにいつもハラハラしたり、ときには見るに見かねてダメ出ししたり･･･
まあ、でもなんだかんだで、最後は彼女の想いみたいなもんで突破しちゃうんですよね！

今回も前打ち合わせも殆どなしでの開催で、よく成功に漕ぎ着けたと思うわけですが
ときには常識の枠内にある計画性や企画とかを凌駕する“想いの強さ”によって
コトは進み、そして成就するということを、今回のことで勉強しました･･･

　　やさしさに包まれたなら　きっと　目に写る全てのことは　メッセージ

ユーミンの「やさしさに包まれたなら」のフレーズです･･･
語られたこと、語られなかったこと、或いは語りたかったけど語れなかったこと･･･
あの時、その場にあったメッセージのかたちはさまざまだったでしょうが、
彼女との別れを惜しみ、そして訪れるべき幸せを願う･･･その想いは一つであったはずです！
そしてやさしさに包まれたあの空間の中で、その想いはきっと彼女に届いたはずです！

磯野さん、ご結婚おめでとう！お幸せに！･･･そして僕たちにたくさんの幸せをありがとう！