みなさん、こんばんは!今日は昨日の極寒から一変、小春日和の温かな境内でした

でもこのブログでは
昨日に引き続いて“真白世界の境内”の模様をお送りいたします

一番上の本堂でも、屋根も石灯籠も後の木々も全てが白銀に包まれています・・・

写真を撮影したのは朝の7時過ぎ、まだ参詣者もおらず、境内は白い静寂の中でした・・・

本堂前の広場から見下ろした南側の山も、杉木立も全てが雪化粧です・・・
今回は雪の質なのか、気温の低さゆえか、木々の枝にも雪がしっかり積もりました!
僕も生まれてから長いこと法多山に暮らしていますが、今回のように
木々や周囲の山まで真っ白になることは滅多なかったように記憶しています・・・

お参りに来られた方が雪に足をとられて転んでしまっては一大事ですので、
出勤してきた職員の皆さんが、石畳の上のシャーベット状の雪を取り除いています・・・
雪なんて滅多に積もらない地方ですから、雪かきの道具なんてあろうはずもなく、
水切り用の掃除モップで一生懸命作業していただきました・・・お疲れさまでした

境内の庭園におかれた石のカエルも雪を背負って縮こまっています・・・
幻想的な境内の雪景色の撮影に時間の経つの忘れていましたが
いつの間にかシャッターを切る指先がかじかんでいるのに気が付きました・・・

そろそろ撮影をやめて寺務所に戻ろうと思い、ふと見つけた庭園の杉苔の上です・・・
今年は紅葉の散るのが遅くて、結構最近まで紅葉が残っていたんです!
杉苔の上に散った昨秋の名残の紅葉も・・・これから萌出でる杉苔の若い芽も・・・
時ならぬ積もった雪に、全てが止まった時間に閉じ込められたような光景でした
こんな美しい光景も、お昼前にはすっかり消えてしまったのですが、
街のほうから来られた方は、ところどころ残っている雪にびっくりされていました

やっぱり此処(法多山)って寒いのかな・・・早く暖かい春がやってこないかなぁ
