みなさん、こんばんは!なんか「ホントに9月!?」って暑さですよね

本日も
エコパでは
EXILE LIVE TOUR 2010 FANTASYの2日目が開催され
県内外からの大勢の来場者で大いに盛り上がったようです・・・
法多山カレンダーのまこちゃや、うちの妹もどうやら参戦してたようです。
自家用車での来場者が法多山周辺の駐車場を利用されることが
多いことは、
前回や
8月28日の記事でお伝えしたとおりです。
そうした方の中には、参戦ついで(

)に参拝されていく方もいるようで、
公式グッズのTシャツやマフラータオルをした方がちらほら見受けられました

そうした方たちが汗をかきかき
237段の石段を登ってこられて
頂上に着いての第一声が「
え!?」だったり「
工事中かよ
」だったりします・・・
ガッカリされた皆様、本当に申し訳ありませんでした・・・
実は
以前の記事でお伝えしたとおり、本堂は現在、改装事業の真っ最中です!

写真は前回のご紹介とは逆方向、本殿内部から外の広場に向かって撮影したものです。
天井部の逆階段状になった足場が、なんだか「現代アート」っぽくないですか・・・
で、「改装事業」って何をやってるのか?と言いますと、以前の時もチラッと触れましたが
本堂全体の(主に軒下)再塗装作業を行っているのです・・・

それなりに大きな建物ですし、形も特殊ですので、上記のように3区間に分けて
今年の下半期全部(7~12月)をかけて行う、かなり大規模なものです。
現在の本堂は昭和58年に新建立されたもので(旧本堂は本堂の向かって左側に移築)、
外観は屋根、柱、回廊の欄干(一部)はブロンズ製ですが、
軒天井や破風などはアルミキャスト製でブロンズ調に特殊塗装したものです。
ブロンズ部分は経年とともに風合いが出てきますが、塗装部分に関しては
長年の風雨や日差しによって、どうしても退色、劣化をします・・・
そこで何十年かに一度は再塗装などの改装工事が必要になってくるのです
再塗装といっても、悪い部分だけを補修し塗り直すのではなく、
全ての塗装部を剥がしてしまい、サンドで地金処理を施した後
下地剤塗布→塗装作業→仕上塗装作業と塗りだけで3度以上行います!
実際に補修前と後ではどれぐらい違うかを写真で比較してみましょう・・・
こちらは
再塗装前の本殿左(西)側面の軒垂木です。

経年退色による色ムラが見られ、一部では塗装の剥離もあります
そしてこちらが既に作業が終わっている
再塗装後の本殿右(東)側面の軒垂木です!

ピッカピカ

に生まれ変わり、建立当時の威容と美しさを取り戻しました
まあこんな具合に区間区間に分けて、半年ほどかけて作業を進めてまいります・・・
それまでは、ちょっとばかり風情やありがたみの薄い感じがしますが

この年末には、建立当時の姿に甦ってきますので、もう暫くお待ちください
それではおやすみなさい、また次回お会いしましょう・・・
